ハイグレクエスト 第3話

ハイグレクエストの第3回です
そろそろみなさんに楽しんで貰えているか不安でいっぱいなぬ。だったりします(何
ブログもSSも未熟なもので、何かアドバイスやご指摘がありましたらコメント頂けると喜ぶと思います

このSS以外にも短編的なものを近いうちに公開できたらいいなあ~なんてぼんやり計画してます
まあその話はまた改めてご報告させてもらいますね

それでは、第3話お楽しみください (`・ω・´)





 ソウスシティの警備はスイートシティのそれとは違って、非常に厳重だった。街は頑丈な壁に覆われ、入り口には2人の門番が警戒に当たっている。
 ルルが門番にルーナの署名入りの通行許可証を提示すると、2人の門番はレナの髪の毛から靴までを訝しげに見た。セーラー服にスカートに革靴と、どれもこの世界には存在しないのだから無理もないが、あまり気分の良いものではない。
「さっ行きましょ!」
 そんなレナの気持ちを察してか、リンは門番の了解を得る前に、彼女の手を掴んでずんずんと街中へと進んでいった。
「えっと……リンちゃん、ありがとう」
「な、なにが!? 私はただ早く神殿に行きたかっただけなんだからね!」
 そう言ったリンの足はどんどん速くなる。
「リン! 危ないぞ!」
「え? キャッ!?」
 ルルの忠告虚しくリンは物陰から飛び出してきた少女と衝突してしまった。リンは派手に転び、少女が両手に抱えて運んでいた本が宙に舞う。
「2人とも大丈夫かい?」
 ルルは彼女たちのもとへ駆け寄ると、しゃがみ込んで石畳みの道に散らばった本を拾っていく。
「ん? この本は……」
 ルルは拾い上げた本を開き、ぱらぱらとページをめくった。
「貴重な本なんだから返して!」
 少女はルルの手から奪うように本を取ると、残りもすべてかき集め、細い路地へと消えてしまった。
「何なのよあの態度! 急に飛び出してきたのはあっちじゃない!」
「まあまあ。リンちゃん、ケガはない?」
 そう言ってレナはリンに手を差し出した。
「こ、このくらいでケガなんかしないわよ」
 しかし、リンは手を借りず、素早く立ち上がって服についた汚れを払う。
「そういえばアンタ、どさくさに紛れて本を盗もうとしなかった?」
 ひざの砂埃を払いながら、リンがルルを睨む。
「それは心外だな。ボクはただ本を拾ってあげただけだよ。ただ……彼女の持っていた本なんだけど……」
「聞いてたわよ。すっごい貴重なんでしょ」
「貴重なことは間違いないんだけどね。ボクたちより上、それも高等部クラスの魔導書だったんだ」
「誰かのお使いだったんじゃないの?」
「う~ん……。そう考えるのが自然なのかな」
「そんなことより、早くソウス神殿に行かないと日が暮れちゃうわよ!」
 どこか腑に落ちない様子のルルだったが、今の旅の目的を忘れてはいけないと、渋々リンの後へと続いた。

 真っ白な石造りの時計塔。レナは神殿というものを初めて見た。もちろん自分の世界でも漫画や絵本でしか見たことはない。賑やかな街の中でこの場所だけは静寂に包まれていた。
 分厚く重い扉の中には、1人の女性が立っている。彼女はルーナとよく似た格好をしていた。
つまりこの人がソウス神殿の神官――。
「「ベル様」」
 両隣にいたリンとルルが彼女の前に並び床へ膝を付いた。2人はこれまで見たことがないほど真剣な顔つきだったので、レナはどうしていいかわからず、棒立ち状態になってしまった。
「レグロー魔術学園中等部のリンと申します」
「同じく中等部のルルです。ルーナ様の命により、勇者様をお連れ致しました」
「えっと……ゆ、勇者……の、レナ……です」
 突然の紹介に驚いたレナはベルへ深々と頭を下げた。
「頭をお上げください勇者様。ほら、あなた達も」
 3人へ話しかけるベルの声はとても優しかった。
「申し遅れました。私がこのソウス神殿を任されているベルです。勇者様の偉大なご決断に感謝申し上げます」
「あっあの……ベル様」
「はい、何でしょう?」
「この神殿に幼い妹のいる姉妹が働いていますか?」
「はい。学園から逃げてきた子たちなら。今は薬草を積みに街の外へ出ていますが」
「金髪の子たちですか?」
「まさかマルタとモニカに何か!?」
「途中の丘で2人ともハイグレ人間に……」
「そうですか……」
 ベルの言葉を最後に重い沈黙が流れる。が、その長い沈黙を破るのもベルだった。
「起きてしまったことは仕方ありません。本題へ戻りましょう。リン、ルル、あなた達はアクションソードは知っていますね?」
「はい。伝説の封魔の剣ですね?」
 ルルが答える。
「そうです。しかし、アクションソードは伝説ではありません」
 ベルは真剣な顔つきで続ける。
「かつてこの世界を侵略しようとした者を倒したと云われるアクションソードは、この世界のどこかに封印されています」
「それはどこに?」
 ルルの質問に、ベルは力なく首を横に振った。
「封印場所は王家にのみ伝承されていました。つまりサーラ女王様しか……」
「女王様が知っているということは……」
「ええ。ハイグレ魔王より先に封魔の剣を我々が見つけ出す必要があります」
「時間がありませんね」
「私たちは封印場所の調査を続けます。あなたたちは勇者様と旅の準備を行ってください。明日またこの場所で今後の予定を話し合いましょう」

 レナたち勇者一行はベルに見送られ神殿を後にする。ベルが手がかりを掴めることを祈り、これから始まる長い旅に備えアイテムなどを買い揃えるために商店街へと向かうことにした。

 昼過ぎのソウスシティの商店街は大きな賑わいを見せていた。武器や防具、食料品など様々な物を扱い店が軒を連ねている。
「さすがに呪符は売ってないね」
「でも食べ物や薬は安くて良いものが多くて助かるわ」
 ルルとリンはてきぱきと旅に必要なものを買い揃えていった。
「あそこの店も覗いてみましょ……キャッ!?」
 数件先のお店へと向かおうとしたリンは、数時間前と同じように石畳の道へとタイブした。
「いたた……ちょっと! ちゃんと前見て歩いてよね」
「イタタ。ちょっと、ぶつかってきたのはそっちじゃ……アンタは!?」
 リンの前に倒れていたのは、ついさっき自分に激突してきた少女だっ¥た。
「アンタ、私に何回ぶつかれば気が済むの!?」
「好きでぶつかってるわけないでしょ! ソニアだって凄く痛いんだよ!」
 ソニアと名乗る少女は、素早く飛び上がりリンに食って掛かった。
「だったら素直にあやまりなさいよ! 子どもらしくないわね!」
 子ども相手にリンも1歩も引かない。
「まあまあ。ソニアちゃんケガはない?」
「……大丈夫」
「ちょっとレナ!どっちの心配してるのよ!」
「え……だってレナちゃんはその位じゃケガはしないって」
「ちょっとは心配しなさいよ!」
「全くリンは面倒くさいな」
「ルルは黙ってなさい!」
「お怪我がなくてよかったです。ソニア先輩」
 そう言ってルルはソニアの青いローブについた汚れを払う。
「先……?」
「……輩?」
 状況が飲み込めていないレナとリン。軽い溜め息をついてからルルが説明する。
「リン、スノー魔術学校に初等科から高等科に飛び級した天才少女がいるって話は聞いたことあるだろ?」
「あるけど……まさか!?」
「そう。その天才少女がソニア先輩だよ」
「この口の悪い小さい子どもが!?」
 腰ほどまであるキツネ色の髪の毛。青色のローブとスカート。身長はリンの胸元にぎりぎり届く程度。
「口が悪いと、小さいは余計よ」
「ルルちゃんは気づいてたの?」
 レナが聞く。
「最初リンとぶつかったときに落とした本を拾っていて、難しい古文書や魔術書のほかに高等科のテキストもあったから、もしかしてとは思ってたんだけど、名前を聞いて確信したよ」
「2人もスノー学園の生徒?」
 ソニアが後輩を見上げて聞いた。
「はい。中等部のルルです。こっちは同じく中等部のリンです」
 ルルが自己紹介した。まだ言い足り無さそうなリンが余計な事を言う前に合わせて紹介する。
「まさか学園の生徒に会えるとは思わなかったな。高等部も王都防衛に駆り出されてかなりの生徒が洗脳されちゃったから……」
「中等部も私たち以外は全滅に近いって聞いているわ」
「こらリン、先輩に対してその口の利き方は」
「気にしなくていいよ。ここは学校じゃないもん」
「あら、お高くとまってるかと思ったら、意外と普通じゃない」
「高等部には……ちゃんと話してくれる人がいなかったから……」
「まあ、飛び級少女なんて話しかけ難いわよね」
「リンもやっぱりそう思うんだ……。私はただ普通に接してもらいたいだけなのに……」
「そりゃあねえ……。でも、話してみたら普通だったって言ったでしょ?」
 リンは軽く、ポンとソニアの頭に手を乗せる。
「飛び級や天才は関係ない。ソニアはソニア。普通の女の子」
 彼女の言葉に、それまで曇っていたソニアの表情がパアっと明るくなった。
「リンみたいな友達がクラスにいたら良かったな!」
「友達が増えて良かったね、リンちゃん!」
 レナが満面の笑みで言った。
「レナ!? 何を勝手に――」
「うん! そういえばレナって不思議な服を着てるね」
 ソニアが興味津々の様子でレナに聞く。
「変な形に変な色……。それにこの短いスカート……」
「キャッ!? えっちょっと待って!」
 ソニアはレナ制服を触ったり引っ張ったりして、最後に短いスカートを捲り上げた。もちろん待ってもらえるはずもなく、正面に小さな赤いリボンのついた純白の布が露わになる。顔を赤面させながらレナは少々乱暴にソニアの手を振り払いスカートを正した。
「勝手に捲っちゃダメ!!」
「そんなに短かったらケガもしやすいし、動きにくいでしょ?」
「この子は別の世界から来たからね。私も変な格好だと思うけど」
「リンちゃんまで!この服は制服で私の学校ではみんな来ているの!」
「なるほど。これみたいに召喚士の正装みたいなものか」
 ルルが巫女服を見せながら言う。
「そうそう! はあ……こんなことになるならもっと可愛い服を着てくれば良かったな~」
「別の世界……? それってもしかして……」
「一応、勇者ってことになってるかな」
「わあ! じゃあアクションソードを見せて!」
 笑顔で、何気なく言ったソニア。しかし、その言葉に正面の3人は顔を見合わせる。
「な、なんでアンタがアクションソードの事を……?」
「確かに……。私たちでもさっき実在するを事を知ったのに……。ベル様に聞いたとか?」
「本で読んだんだよ? 月の神殿の地下に封印されてるって。封印を解くには勇者さまのお祈りが必要だって書いてあったかな?」
「その本は今どこに!?」
 ルルが聞く。
「もしかして、まだ手に入れてないの?」
「手にするどころか、封印場所すら知らなかったよ」
「本なら私の部屋にあるから見せてあげるよ」
「ありがとうソニアちゃん!」

 ソニアの家は宿屋で、彼女の部屋はその一室だった。彼女の幼いころに両親は事故で亡くなり、家族の古くからの友人で、この店を切り盛りするメルシに引き取られたと言う。
ソニアの部屋には所狭しと本が壁中の本棚に詰め込まれていた。レナだけでなく、リンとルルにも読んだことがないどころか、見たことすらない本も沢山置かれていた。
「この本よ」
 そう言って彼女は机の上に置かれていた本を差し出した。よく読み込まれていて、いくつかの栞も差し込まれている。
 受け取ったリンは、ぱらぱらとページをめくっていく。
――――異次元より現れし勇者、月の神殿にて封魔の剣を手にし、世界を滅ぼさんとする魔王を滅す。
 その記述があったのは、かなり後半だった。月の神殿と封魔の剣の絵も描かれている。
「その本は古い言い伝えや、伝説をまとめている本なの」
 ソニアは別のページに挟んでいた栞を指す。
 リンがその部分を開く。
――――月の神殿を守りし精霊『ノクス』に認められし者、伝説の秘剣を授けられん。
「別の伝説の話だけど、この精霊が勇者かを判断してるんだと思う」

「ノクス……。なかなか頑固で人前に姿を現さないって噂を聞いたことがあるな」
「ずっと待ってた勇者が来たら、案外気分が良くなってアクションソードをくれるんじゃない?」
 リンは他のページをザッピングしながら軽く言う。
「そうだといいんだけどね」
「なになに? アクションソードに選ばれた者は、剣を手にしている間は加護を受け魔力が解放される……へえ、凄いじゃない」
「私にも魔法が使えるようになるの?」
「アクションソードを持っている間だけみたいだけどね」
「わぁ~魔法使ってみたいなあ」
「これでアクションソードがハイグレ魔王を倒せる剣で、月の神殿の地下に封印されている可能性が高まったわね」
 そう言ってリンは本を閉じてソニアに返した。
「こっちが神殿の見取り図。目を通しておいた方が良いよ」
 ソニアが新たな本を差し出す。栞が2つ挟まれていて、そのうちの1つが月の神殿の地図が記載されたページだった。
「結構入り組んでるわね……」
「迷いそう……」
「神殿って言うより、ダンジョンだね」
 3人は複雑に描かれた神殿の地図を見る。
「もし解りづらかったら、私が案内してあげてもいいよ?」
「いいの? ソニアちゃん!」
「その本なら頭の中に入ってるし、私も伝説が本当なのか見てみたい」
「決まりね! 明日の朝いちばんに神殿へ向かうわよ!」
 リンが勢いよく本を閉じで言った。
「その代わりなんだけど……あの日の学校のことを教えてもらえる?」
 今日出会ってから遠慮をしてこなかったソニアが、少し視線を落としながら言った。
「どういうこと?」
「実は私……生き残ったんじゃなくて、ずっと、学校に行っていなかったから無事だったんだ。だから初等科の友達がどうなったのか、ずっと気になってて……」
「ボクたちが見た範囲でしか話すことはできませんが、それでも良いならお話しますよ」
「教えて! お願い!」
 ソニアの返事を受け、ルルは頷いてから、あの日の出来事を話し始めた。

「わかりました。あれは良く晴れた朝でした――――」

――――よく晴れた朝。雲一つない爽やかな朝のホームルーム。
「サーラ女王様が洗脳され、レグロー城が陥落したのはみなさんも聞いていると思います」
 そんな天気に反して、その日のスノー学園内の雰囲気は朝から暗かった。雨の日や試験の日のような憂鬱さではない。先がまったく見えない絶望に近い不安からくるものだ。いつもなら生徒たちの笑い声が溢れる教室では、教師たちが覇気のない声でホームルームを行っていた。
「すでにサーラ女王様だけでなく上級魔術師たちにも被害が出ています。今はルーナ様を始めとする神官様たちが強力な結界を張って下さっていますが、サーラ様が敵側にいることを考えると破られるのも時間の問題です」
 真っ黒い髪に緑色のドレス姿の教師は気が重そうに話しを進める。
「神官様と協議をした結果、現時点で戦える戦力を総結集させ、王都防衛線を行うことが決定しました」
 その言葉に教室内の空気がピンと張りつめた。
「我々教師も含む残された魔術師。そして、この学園の中等科以上の生徒全員……」
 先生の言葉が詰まる。
「学園の生徒たちを有事の際に召集できると規則で決まっていたとしても、実際にそのような事態が起こる日が来るなんて……。生徒のみんなに武器を握らせるなんて……」
 先生は無念そうに教壇に両手を付き俯く。
「明日の昼に校長先生から正式に召集命令が出ますので、それまでは――」
『緊急警報!! 緊急警報!!』
教卓の上に置かれた水晶玉が真っ赤に点滅し声を発する。
『レグロー城から無数の敵襲!!奇妙な乗り物にのった赤い敵がこの学校を目指して飛行中!!』

「これって見張りのエリーナ先生の声だよな……?」
「赤い敵って昨日、女王様を洗脳した敵兵のことかな?」
 生徒たちが口々に話し始める。こうなってしまったら、もう収集がつかない。
『生徒諸君。校長のアンニです』
 水晶玉が一転水色へと変わり点滅も収まった。
『門番のエリーナ先生の報告の通り、侵略者が我が校へと向かっています。これより生徒諸君にも王都防衛作戦に参加して頂きます。今後は先生や魔術師の方に従って行動してください。みなさんの健闘を――』
『緊急警報!!敵襲が目の前に!!繰り返します敵襲がああああ……――』
校長先生の話に割って入ったのはエリーナ先生だった。しかし、叫び声を最後に声が届かなくなってしまった。
『――グレ! ハイグレ! ハイグレ! ハイグレ!』
再び彼女の声が復活した時、水晶玉の色はピンク色の点滅に変わっていた。
『ハイグレ! ハイグレ! ああんもう止めらない……。こんな気持ちの良いもの拒否する理由がないわ! みなさんも武器を捨てハイグレ人間となってハイグレ魔王様に忠誠を誓いましょう! ハイグレ! ハイグレ! ハイグレ! ハイグ――』
 エリーナ先生の声が聞こえなくなった。突然の出来事の連続で、その理由が担任が水晶を粉砕したからだと生徒たちが気づくまで少し時間がかかった。

「ヴェルチ先生!?」
 ヴェルチは水晶に向けていた掌を握り直し、生徒たちを見た。
「恐らく……エリーナ先生は洗脳されてしまいました。エリーナ先生の千里眼の能力と彼女のいた見張り台の位置から推測するに間もなく敵の集団は校舎に到着します。各自戦闘態勢に付きなさい」
 先生の指示を受け、生徒たちは授業で使っている武器を手にした。
「サーラ女王様が洗脳された事例を考えて、洗脳術にかかったら自力で元の状態に戻るのは非常に難しいと考えられます。味方が……友達が洗脳されても見捨てなさい」
 非情な言葉に教室内がざわつくが、ヴェルチは表情を崩さず続ける。
「洗脳されたものの言葉に耳を貸してはいけません。みなさん、私に付いてきなさい! 必ず私が全員守りッあああああああ!?」
 言い切る前にヴェルチ先生は真っ赤な光に包まれた。
「窓の外よ!!」
 教室の最後列にいたリンが窓を開け、飛行隊に向けて炎の塊を杖から放った。
 飛行物体に跨った兵隊は次々と吹き飛ばされ、地上へと落下していった。
「どうやらガラスは貫通するみたいだね。シールドや結界は効くのかな……」
 ルルが窓ガラスに結界となる呪符を貼りながら言う。
「ルーナ様の結界が破られってことはあまり時間稼ぎにならないかもね」
 リンが答える。
「ハイグレ!ハイグレ! リンさん、パンスト兵様に何てことをするんですか! みなさん、無駄な抵抗はやめてハイグレ人間にして頂くのです! ハイグレェ~!!」
 教壇からヴェルチが叫ぶ。彼女は既にピンク色のハイグレ人間に洗脳されてしまっていた。
「奴らの洗脳術は本当に強力なんだね。あの厳しいヴェルチ先生があっさり敵の言いなりになっちゃった!」
「カロラも他人事みたいに言ってないで手伝ってくれよ!」
 ルルが青色のローブを着た銀髪ショートの生徒に言う。
「え~! だって私の風魔法を今ここで何に使えばいいの?」
「あー……それもそうだな」
「バカッ! なに納得してんのよ! 私の炎やルルの呪符を遠くまで飛ばすとか色々あるでしょ!?」
 リンがすかさず突っ込みを入れる。

「キャッ!? ハイグレ! ハイグレ!」
「うわあああ!!ハイグレ!!ハイグレ!!ハイグレ!!」
 隣近所の教室から悲鳴が次々と上がるのが聞こえる。
 この教室にも敵兵が窓へ向けて光線を放っている。ルルの貼った護符がなければ一網打尽なっているところだ。
「結界が万全でないし、ここは講堂かどこかに避難するのが良さそうだね」
 ルルはが提案し、クラスメイトもその案に賛成する。
「ルル!後ろ!」
「うあっ!?」
 リンの叫びも空しくルルは強烈な蹴りを受け、床に吹き飛ばされた。
「ルルさん、あの結界を早く解きなさい」
 攻撃の主はヴェルチだった。
「ハイグレ魔王様に歯向うだけでなく、パンスト兵様の作戦まで妨害するなんて、先生は容認できないわ」
「ぐ……。生憎、尊敬する教師に、洗脳された人間の言うことは聞くなと言われてるんでねっ!」
 ルルは床に転がったまま、ヴェルチに向けて呪符を放つ。札は見事命中し、彼女の体を縛り上げ行動の自由を奪った。
「みんな早く講堂へ! リン、カロラ、援護してやってくれ!」
「わかったわ!」
「りょーかいっ」
 クラスメイトが廊下へ出る扉へ向かって走る中、ルルは次の札を用意する。
「――これでは合格点はあげられませんね。ルルさん?」
「な!?」
 ヴェルチは簡単に拘束札を弾き飛ばした。
「ハイグレ! ハイグレ! みなさんには立派なハイグレ人間になって頂きますよ!」
 彼女が窓ガラスへ手をかざすと、護符ごと勢いよく砕け散った。その向こうではパンスト団が生徒たちを狙っている。
 遂に始まった一斉射撃をリンとカロラは自前のシールドで、ルルは護符を使い受け止める。他の生徒たちも自分たちなりの防護術で身を守った。
「嫌あああああああああああああああ!!」
 女子生徒の悲鳴が室内に響く。シールドが間に合わなかったようだ。実戦なんて初めてなのだから仕方ない。でも、これは練習でも試合でもなく実戦。負けても、もう1回なんてチャンスは貰えない。
「ハイグレ! ハイグレ! ハイグレ!」
 ヴェルチの隣で被弾した少女は、すぐさまハイグレポーズを開始した。
「くそ!このままじゃジリ貧だ。みんな逃げろ! 戦っても勝てないと思ったら迷わず逃げるんだ!」
 ルルはそう言っている間も呪符を何枚もパンスト兵へと飛ばしていた。
「私たちも逃げるわ……よっ!」
 リンが炎の渦をハイグレ人間2人の周りに作った。
「ナイス!」

 講堂へ続く廊下を走っていると、自分たちのクラス以外の被害もかなりのものだった。
 生徒はもちろん、ヴェルチ以外の先生たちも敵の洗脳術に屈していた。
「いくら練習したとはいえ、いきなりの実戦、しかも先生たちでも歯が立たない相手となると……」
「そこまでわかってるなら、諦めた方が得策よ中等生!」
 リン、カロラ、ルルの先頭集団は先輩に行く手を阻まれた。

 講堂へ続く道は高等部の校舎を抜けなければならず、既にハイグレ人間で埋め尽くされているこの廊下を抜けるしかない。

「先輩は確か……高等部の魔導大会で1位になった……シルヴィア先輩」
「覚えててくれてありがとう。中等部チャンピオンのリンちゃん」
「先輩ほどの方が……」
「ハイグレ光線の前には私たちなど無力な存在なのよ。ハイグレ魔王様の下僕として生きることこそ私たちに与えられた最善の道……。ハイグレ! ハイグレ!」
 金色でツインテールのシルヴィアは、大きな槍を片手にハイグレポーズを行った。黄色いハイレグ水着から零れんばかりの豊乳と、艶やかで長いポニーテールが動きに合わせて華麗に揺れる。

 リンは数歩ほど後ろへ下がり、杖を構える。
「先輩たちはボクたちの知らない術もたくさん知ってる。正面から挑むのは得策じゃない」
「でも、退路もないわよ」
「「「「ハイグレ!!!! ハイグレ!!!! ハイグレ!!!!」」」」
 中等部への校舎へと続く廊下は、元クラスメイトたちで塞がれていた。
「リンちゃん、カロラちゃん、ルルちゃん、私たちと一緒にハイグレしようよ」
「私も最初は怖かったけど、とっても気持ちいいよ!」
「ハイグレ魔王様がこの世界を統治して下さると思うと私とってもワクワクしちゃう」
 先輩は黄色、この子たちは赤に緑に茶色。目がチカチカするくらいカラフルだなとリンは思う。制服姿のクラスメイトが来ないことを考えると、全滅したと思ってよさそうだ。全員ここへ来ないのは、まだ中等部の校舎内に残っている未洗脳者を探しているのだろう。
「リン」
 ルルが小声で囁く。
「なによ」
「この状況で講堂に向かっても追いつめられて終わりだ。ルーナ様のいる神殿に向かおう」
「向かおうって簡単に言ってくれるけど、どうやってよ」
「そりゃ走ってだよ。ボクとカロラは中等部校舎を突破するから、リンは高等部の校舎を突破してきてくれ」
「は!? 私の方だけレベル高過ぎじゃない?」
「それじゃ決まり!!うおおおおお!!」
「リン! 神殿で会おうね~!」
 そう言ってルルとカロラは3人のハイグレ人間へ拘束符を撒きながら中等部校舎へと消えていった。
「勝手に決めるなあ!!」
「さあ、お喋りの時間は終わりよ。早くあなたをパンスト兵様の前に連れて行って、あなたと一緒にハイグレがしたいわあ……」
「先輩、火傷には注意してくださいね
 リンの杖にメラメラと火が灯る。もうヤケクソだ。無事に脱出したら絶対にあの2人をぶっ飛ばしてやるとリンは心に決めた。
「あなたこそ、ハイグレの刺激より先に、私の槍でシビれさせてあげるわ」
 シルヴィアの槍にバリバリと小さな稲妻が走る。
「お手柔らかに……ッ!」

 高等科校舎から時折聞こえる雷鳴と爆発音。音だけを聞く分には上級生相手にリンは善戦しているようだ。派手な爆発が何度も起きているうちは心配ないだろう。
「リンは派手にやってるみたいだね~」
 ルルとカロラは戦闘向きではないのもあり、戦いは極力避けて、中等部の廊下をひた走っていた。交戦的なハイグレ人間には拘束符を貼りつけたり、吹き飛ばしてやり過ごす。中等部の校舎にはハイグレ人間がうじゃうじゃ増えていた。数とハイグレポーズをしている位置を見るに、ほとんどの生徒が成す術もなくやられてしまったようだ。
 すべての出口はハイグレ人間に塞がれてしまっている。
「これは初等科まで行った方が良さそうだな……」
 2人は中等科校舎からの脱出を諦め、初等科の校舎へと向かった。
 初等科の校舎は地獄絵図だった。召集もされていない無抵抗な子供たちは根こそぎハイグレ人間にされてしまっていた。
 女子生徒だけでなく男子生徒もハイレグ水着姿にされている。しかし、洗脳の効果なのか、初めて着るものからなのか男女ともにみんな楽しそうな表情をしていた。
「ハイグレ! ハイグレ! この服、体にぴっちり張り付いて気持ちいいよ~」
「こんなヘンテコな服って最初思ってたけど、私もう戻れない!ハイグレ! ハイグレ!」
「ハイグレ! ハイグレ! オレもハイグレのない世界なんてもう考えられない!」
 各教室から聞こえるハイグレの大合唱が校舎中に響く。
 ―――全員教室から出ていないとなると、あっという間にやられてしまったのか……。
 ルルは走りながら、各教室を窓ガラス越しに覗いていく。しかし、それにしては生徒の並びが綺麗すぎる。子供達には無理だとしても、担任の先生が少しは抵抗するはず。
「どの教室にも先生がいない!?」
「あ~そういえば……」
 1学年生の教室の前でルルは気づいた。どの教室も担任の先生の姿はなく、まるで並べなおしたように生徒たちはしっかり整列していた。
 ルルは1学年の教室を再び覗き確認する。やはり担任の姿はない。でも色とりどりのハイグレ人間となった子供達は、きっちり整列し、揃ってハイグレポーズを繰り返している。

「飛んで火に入る夏の虫……か」
 ルルは指に挟めるだけの呪符を挟んだ。
「中等科の生徒がここに何の用ですか?」
 目の前は校庭への出口。そしてそこに行かせんと立ちふさがる初等科の教師たち。もちろん全員ハイグレ人間と変えられていた。もう教師としてのプライドなどない。敵の下僕と成り下がったハイグレ人間だ。
「ここからなら子供達しかいないから簡単に抜けられるとでも?」
「いや……これだけの先生相手だと簡単にはいかないかな?」
 軽口を叩いてみるが、彼女たちは全く隙を見せない。
「生憎、1人1人とお相手させて抱く余裕はいろいろと無いんで一気に行かせてもらいますね」
「甘いわね。あなたの相手は私たちだけじゃないわよ」
 その言葉にルルは後ろを見る。
「「「「ハイグレ!!!! ハイグレ!!!! ハイグレ!!!!」」」」
 学年を問わず無数の生徒たちが廊下へと整列していた。1人あたりなら簡単だが、これだけの数となると呪符も足りない。なにより、出口には強力なハイグレ人間たち……。
「先生……。子供たちを使うなんて、随分と卑怯なマネするんですね」
「すべては偉大なるハイグレ魔王様のためよ。我々ハイグレ人間は魔王様のためなら命すら惜しくないわ。もちろんこの子たちも同じ気持ちよ」
「こんな子供達の命まで粗末に扱うなんて、そのハイグレ魔王っていうやつは相当なクズ野郎なんだね!」
「……今の言葉は聞かなかったことにしてあげるわ」
「聞こえなかったならもう1度言ってあげるよ。ハイグレ魔王って奴はクズ野郎――」

「3度目はないわよ。中等生」
 一瞬だった。鋭い衝撃波がルルの肩を叩いた。いつ放たれたのかも、誰が打ったのかも特定できない。これが魔術師を育てる魔術師の本気……。
「私も卑怯だと思うな~。そのハイグレ魔王って人~。子供を盾にするなんてマトモな思考の奴がやることじゃ……おっと!」
 カロラは自分へ向けて放たれた衝撃波を素手で無効化した。
「あはは~。私に風は効きませんよ~。先生。あ、今は卑怯な人の手下だっけ~」
「私たちはどうだっていい!ハイグレ魔王様を愚弄する事はやめろ!」
 黒いハイグレ人間の放った炎はまっすぐカロラへと飛んでくる。
「あはは。リンに言うと怒られちゃうけど、その程度の火力の炎じゃ私の前には無力だよ」
 彼女の言葉通り、蝋燭の火を吹き消すように炎は掻き消えてしまった。
「それより……、もし私が避けて子供たちに火が当たったらどうするつもりだったのかな~?」

「ハイグレ魔王様のためなら私たちはケガなど恐れない!」
「わたしはハイグレ魔王様のためならケガなんて怖くないもん!」
「ハイグレ人間はハイグレ魔王様のためなら命だって捧げるんだよ!」

後ろから子供たちの声が聞こえる。
「狂ってる……」
 ルルが呪符を投げる体勢になる。
「ルル。ここは私が引き受ける。あっさり洗脳されたコイツらとハイグレ魔王を引っ叩いてやらないと気が済まないよ。キミは神殿に行って。リンが待ってる」
「でも……」
「大丈夫。すぐに追いつくから」
「わかった。必ずだよ」
 ルルは出口に向かって走り出す。
「でりゃあああああ!!」
 カロラは勢いよく風を起こし、それをルルにぶつけた。
「うわあああああああああ!!乱暴すぎるだろおおおお!!」
 ルルは扉を突き破り、校舎の外へと放り出された。

「さて、まず私にビンタされるのは誰かな?」
 カロラは両手を広げ、それぞれに小さなつむじ風を起こしながら教師たちの方向へと構えた。

 ルルは少し離れた茂みに結界を張り、カロラが出てくるのを待った。既に結構な時間が経っている。
 高等部の校舎から溢れていた火柱と稲妻はすっかり止んでいた。リンは勝ったのだろうか。どちらの攻撃もないとなると、逃げ切ったか……もしくは……。
「ん?」
 初等部の校舎にも動きがあった。風が止んだ。
 既に扉が吹き飛んでいる出口に人影が見える。数人だ……。カロラの姿は……見つけた。
 数人の子供のハイグレ人間に足を掴まれ引きずられていた。
 ルルは耳を澄ませて、目の前の光景に全神経を集中させる。
「あはは……雷と水はちょっと苦手なんだよね~……」
 言葉から察するにカロラは体が痺れて動けないようだ。
「最後にもう1度だけ聞くが、中等生カロラ。ハイグレ魔王様に謝罪する気はないんだな?」
「勝てなかったのは認めるけど、私の気持ちはかわりませんよ」

「わかった。ハイグレ! ハイグレ! ハイグレ!」
 1人の教師がハイグレを行うと、残りのハイグレ人間も続く。子供たちもハイグレを行ったため、カロラの足は地面に投げ出された。
 ルルは助けに行く隙を伺ってみたが、隙どころか、奴らが来てしまった。
「あれは奴らを呼ぶためか……」
 洗脳飛行隊、パンスト団が彼女たちのもとへわらわらと集まってきた。
「ハイグレ! ハイグレ! パンスト兵様、未転向者を発見いたしました」
 パンスト兵たちの持つ銃が一斉にカロラに向けられる。
「ハイグレ人間がお前の思うような狂ったものか、自分で確かめるといい」
「あはは……体も動かないし、何言われても逃げようが……うぐっがっ……あああああああぁぁぁぁぁ!?」
 大量の光線が降り注ぎ、一面が真っ赤に染まる。ルルは耐え切れず目を覆ってしまう。
光が収まってもカロラは横たわったままだった。しかし、制服は消え茶色のハイレグ水着1枚になっていた。
「光線を避けられないほど電撃を浴びていたし、さすがに動けないかな?」
 黒いハイグレ人間がカロラを見下ろす。
「う、ご……け……ます……」
 よろよろとカロラが立ち上がる。
「ハ、ハイグレ……ハイグレ……ハイグレ……」
 カロラはゆっくりハイグレポーズを行う。
立ち上がってガニ股になる余力が残っているなら、光線も避けられたはずなのになぜ……。ルルはそう思いながらハイグレ人間たちを見続けた。
「ハイグレ……ハイグレ……ハイグレ……」
「どう? ハイグレは素晴らしいでしょう?」
「ハイグレ……。はい。ハイグレは素晴らしいです。こんなものがこの世界にあったなんて知りませんでした……」
 カロラは淡々と答える。
目はしっかりしてる。言葉がたどたどしいのは痺れが残っているせいか……。身体も痺れているのに洗脳されたことによって無理に動かしているのだろう。
「私たちや子供達をたくさん侮辱してくれたわね」
「申し訳ありませんでした……。私たちハイグレ人間がハイグレ魔王様のために命を捧げることを惜しまないのは当然のことです。私も……ハイグレ魔王様の奴隷となることを誓い……全てを捧げます……。ハイグレ、ハイグレ」
 非常にゆっくりだが、彼女の言葉に一切の迷いはない。ルルはカロラが洗脳されてしまったことを確信した。
「初等科のみんなも……魔王様への忠誠心を侮辱してしまってごめんなさい。私もあなた達のようになれるよう頑張るね。ハイグレ、ハイグレ」

「もう1人はどこへ消えた?」
 唐突に自分の話題となり、ルルは思わず植木に全身を隠した。結界で姿まで消えているはずなのに、本能的なものだ。
「ルルは……スノー神殿へと向かいました」
 カロラは躊躇わず答える。
「もう1人、リンという女の子が神殿へと逃走中です」
「わかった。お前は中等科に戻りなさい。先生たちが転向者の人数を数えていると思います」
「はい。私をハイグレ人間へと導いてくださりありがとうございました。ハイグレ、ハイグレ」
 徐々に言葉と動きにキレが戻ってきたカロラは、初等科の校舎を通り、自分の教室へと帰って行った。
「ご命令では転向前の持ち場から離れるなとのことだ。仕方ない。我々も持ち場に戻ろう」
 残りのハイグレ人間たちも、名残惜しそうに校舎の中へと帰って行った。
「お、帰って行った。今のうちに神殿に急ごう……」
 ルルもリンと待ち合わせをしたスノー神殿へと向かった。

「――――スノー神殿へと向かって、無事にボクたちは合流できました。ボクたち以外にも逃げ切って各地の神殿へ避難出来た生徒や先生はいましたが、人数はごく僅かでした。ボクたちが話せるのはこんな所です」
「ありがとう……。あのシルヴィアも洗脳されるなんて……やっぱり敵は手強そう。辛いことを思い出させてちゃってごめんなさい」
「気にしないで。もう何回も神官様たちに話してきたことだから」
 リン笑ながらが言う。
「ねえ、3人とも今日はここに泊まっていってよ! 久しぶりのお客さんにメルシも喜ぶし!」
 気を使ってくれたのか、最初からそのつもりだったのかはわからないが、ソニアが提案する。
「特に泊まる場所も決めてなかったし、そうさせて貰おうかしら」
「そうだね。お言葉に甘えさせてもらいます」
「わーい! メルシー、お客様だよー。うん!私の大切なお友達!」
 返事を聞いた瞬間、ソニアは嬉しそうにメルシのいる1階へと階段を駆け下りていった。
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No title

先生や生徒たちが次々と洗脳されていく様子がスピーディーで興奮しました。とても良かったです。
サーラ女王が好みのキャラなので女王が洗脳されたときの様子や何色のハイグレになったのかも知りたいです。女王を護衛してたであろう女賢者たちや女性近衛兵、女騎士団長といった強力なキャラたちが女王と一緒にハイグレ洗脳されるというシチュが見てみたいです。そして、ハイグレ魔王様に忠誠を誓うというテンプレまでお願いします。
ハイグレクエストはハイグレ教の小説保管庫時代から更新を楽しみにしてたので新作が読めるのはとてもうれしいです。頑張ってください。応援してます!

>>ハイグレメイジさん
コメントありがとうございます。ハイグレ教の時の活動を知っていて下さる方は少ないと思いますので素直に嬉しいです。
学校などで大人数が一斉に洗脳されていくのは熱いシチュですよね(*´д`*)
第1話なのですが、俺の確認不足で最後の部分が消えてしまっていたことに気づいていませんでした……。さきほど急いで追記しましたので、よかったらどうぞ……。
サーラ女王様のハイグレの色もそこに追記させて頂きました。
まだまだ慣れないブログ運営ですが、どうか温かい目で見守っていただけだと思います(´・ω・`;)
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本家でもちょっとだけ活動させて頂いてました。初のブログですが色々とチャレンジしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。ハイグレ、ハイグレ、ときどきアップル。

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