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クレヨンしんちゃん ハイグレ魔王とシモベたちの逆襲! 第16話

毎度ありがとうござます。ぬ。です
ご無沙汰しておりましたMac記事ではありませんよ。SSですよ。シモベたちの逆襲本編ですよ。16話ですよ(黙
予定ではGW中に投稿する予定だったのですが、大幅に遅れてしまいました…

仕事のストレスを趣味で発散できないってこんなに辛いのですね
旅行、野球とGW恒例行事は全部壊滅でした
実は旅先や滞在先のホテルやカフェなどで気分を変えて一気に書き進めたりしているので、それが出来ないのは地味にキツイです
近所のカフェなども今は気軽に行けませんしね
きっとぬ。以外にも多くの人が退屈なGWをなんとか乗り切ったのかなと思います
本来なら退屈なGWに16話でドロップキックしたかったのですが(何


そしてもうひとつ、世界中で大量の死者を出している新型コロナウイルスを連想させるシーンを一部削除・修正をしていました
まだ収束すらしていない状況では時期尚早かなと判断しました
ぬ。の中での自主規制みたいなものです
新型コロナウイルスの1日でも早い収束といつかハイグレネタとして扱っても笑える日が来ることを祈っています


削った文字数はハイグレシーンを濃厚にすることで対応しました
プラスマイナスでいうとプラスになっていたので実質加筆です
だから今回は当初よりもハイグレマシマシ(当社比)だよ(黙

今後、新型コロナウイルスを連想するシーンには同じ対応をしていく予定ですが、どうしても削ることのできない時は、該当部の印象を薄めるためにハイグレシーンを増やしていこうと思います
それがぬ。とハイグレにとって正攻法な新型コロナとの戦い方かなと(何

そして、遅くなってしまいましたが
16話を投稿できなくても、ブログへ足を運んで下った読者の皆さま、本当に本当にありがとうございます
GW期間中だけで2000アクセス、22日の時点で4000アクセス以上を記録していたようです
シモベたちの逆襲以外にもハイグレクエストなどいろんな作品も読んで頂いているようで、これは本当に大きなモチベーションに繋がっています
Twitterなどでも多くの応援やDMまで頂いて、ぬ。はとんでもなく幸せ者ですね
一応Twitterやられてない常連さんもいらっしゃるので、勢いで呟いたクサいツイートをこちらにも晒しておきます





そんな心優しき常連さんに支えられて、16話ついに完成しました

今回は【男性注意】です
まあ、前回あんな形で終わっているので誰に注意すればいいか予想してる方も多いかもですね
それでは答え合わせ、どうぞ( ・`ω・´)





















 ハイグレ魔王が地球から撤退してから1ヶ月が経った。侵略拠点となっていた東京は、都庁ビル以外の建物の被害は少なく、政治や経済へのダメージは限りなくゼロに近かった。寸断された通信などのインフラも復旧が進み、徐々に日常を取り戻し始めていた。

 同時に、ハイグレ人間へと変えられてしまっていた人々への支援も進んでいた。北春日部秘密研究所の所長である北春日部博士も対策メンバーの1人として名を連ねていた。参加を打診された際に、博士は二つ返事で了承した。
 自分にはハイグレ魔王の侵略を拡大させてしまった責任がある。僅かな時間であっても、自身もハイグレ人間へと洗脳され、侵略者のシモベとして身も心も染まってしまった経験も少しは役に立ててもらえるかもしれない。残りの人生の全てを復興へと捧げる覚悟で博士は被害者支援に望んでいた。最も力を入れていた研究はハイグレ人間時代の記憶を忘却される薬の開発だ。少し強引な手法だが、これが最短かつ確実な方法だった。

 しかし、研究が進む中、ハイグレ人間に洗脳されていた人々の記憶は徐々に薄れていく現象が起こっていることがわかった。まるで夢の中の記憶のように、映像の輪郭が日に日にぼやけていくという。やがて北春日部博士や研究員達にも同様の症状が起こり始めた。

 あの日の屈辱と後悔を忘れてしまわないように、北春日部博士は当時の記憶をノートに鮮明に書き記していた。

『ハイグレ魔王とは、地球を侵略したハイグレ星人の親玉である』
『ハイグレ光線で地球人を忠実なシモベであるハイグレ人間へと変えて侵略を進めていった』
『ハイグレ光線を浴びてハイグレ人間となると、老若男女問わず衣服を奪われてハイレグの女性用ワンピーズ水着へと着せ替えられる。強制的にハイグレポーズを繰り返し行わされ、やがてハイグレ魔王に忠実なシモベへと洗脳されてしまう』
『ハイグレ魔王の部下のハラマキレディースによってスパイにされた女性の侵入を許し、我が研究所もハイグレ魔王の手に落ちてしまった。女性は一般人であり、洗脳によって侵略者の命令であれば一切拒否することなく服従してしまうようだ』
『洗脳も非常に強力であり、我が研究所の職員も、光線を浴びた数分後には本来の使命を放棄して全員がハイグレ人間としてハイグレ魔王の侵略に加担してしまっていた』
『私自身もハイグレ光線を浴びてハイグレ人間となったが、為す術もなくハイグレポーズを取らされ、他の犠牲者たちと共に完全に洗脳されてしまっていた』
『ハイグレ人間となった私はハイグレ魔王のシモベとして行動することを心から願い、ハイレグ水着を着ていること、ハイグレポーズが出来ることを誇りに思っていた』
『洗脳が解ける瞬間はとても苦しく、もがきながら意識を失ってしまった。目が醒めると、まさに夢でも見ていたかのような感覚で服も全て元どおりになっていた』

 と、つらつらと書き綴っていく。まるで他人事のようだが、これでも精一杯の内容だった。この他にも、ふと思い出したことや些細なことでも余すことなく追記していった。最後のページに『どんなことが起きても絶対に同じ過ちを繰り返すことは阻止せねばならない』と自らに課した使命を万年筆で力強く刻んだ。











 ハイグレ魔王の侵略活動によってハイグレ人間になった数は少なく見積もっても数千万人と言われている。ほとんどの被害者が北春日部博士と同様に当時の記憶を失いつつあった。当時の新聞記事やニュース映像などは回収されたり放送禁止となっている。一部の写真や映像は裏世界で高値で取引されているらしいが、今はその問題は後回しにした。まずはハイグレ人間になった人々の心の傷を癒すことが最優先だった。
 博士は頭の中でぼやけて小さくなっていく映像を消さないように、あの時の失敗を繰り返さないために、ノートを何度も何度も読み返した。自分だけはあの忌まわしい記憶を忘れるわけにはいかない。


 予想通り、北春日部博士の洗脳時の記憶は更に薄れていった。順調にいけば1ヶ月以内には洗脳時の辛い記憶は消滅する可能性がある。さらに、ハイグレ光線を浴びていない人々にも同じ現象が起きていることが調査の結果わかってきた。
 地球全体で、ハイグレ魔王の侵略活動がまるで映画やアニメの中での出来事であったような空気に包まれていった。
 しかし、この現象が人類にとって良いものなのかは誰にもわからない。保険として治療薬の準備はしておくべきだろうと開発は継続していた。
 博士のノートは何百回と読み返されてボロボロになっていた。もう記憶ではなく、この記録が頼りだった。






――更に読み返すこと数百回。

 薄汚れたノートには、まるでSF小説の設定のような内容が生真面目な文字で書かれている。既に自分自身がハイグレ人間になった実感もなくなっていた。こんな文字だけで何を信用しろと言うのか。ただ最後に殴り書きされた『どんなことが起きても絶対に同じ過ちを繰り返すことは阻止せねばならない』の1行は今でも心のどこか奥深くに強く突き刺さっていた。


 あれから数ヶ月、人々の心からハイグレ人間になった記憶や苦痛は完全にと言っていいほど消え去っていた。支援策も直接的なものから、損壊した建物やインフラの復旧、密かに取引されているハイグレ人間の映像などの摘発と廃棄など間接的なものに移っていくことになった。
 対策チームも来月を目処に解散することが決まった。博士も解散に賛成した。本来の目標を達成できたのだから当然だ。全ての人が辛い記憶を忘れて日常に戻れる日がすぐそこまで来ていた。



 最後の会議を終えて迎えた夜。自室に戻った北春日部博士は椅子に腰を落とすと一つ大きく息を吐いた。実になごやかなムードだった。数ヶ月前に壮絶な侵略があっただなんて嘘のようだ。いや、本当に嘘だったのではないか。そう錯覚してしまうほどハイグレの存在は地球では小さくなっていた。ゆっくりと机の引き出しを開ける。くたびれたノートが1冊だけ入っていた。そっと取り上げてページを開く。自分の書いた文字が並んでいた。このノートの役目もやっと終わると思うと感慨深い。内容は特に確認することもなく机の片隅に放り投げる。続いて巨大なコンピュータの電源を入れた。ハイグレ人間を経験した記憶を消すための薬のデータが入ったフォルダを開く。無数のファイルが内包されていた。このデータも直に必要なくなる。まだ完成してはいないが、もうその必要もない。勿体無い気もするがこのデータは削除しよう。もうハイグレに関するものは全て必要ない。キーボードをカシャカシャと叩く博士。別のフォルダを指定する。何ヶ月も前に作成されたファイルが大量に詰め込まれていた。ハイグレ魔王の侵略真っ只中に作成されたものだ。『資料』と名前の付けられたフォルダを選択する。膨大な数の画像ファイルが収められていた。一番先頭の画像を開く。東京都庁に突き刺さるハイグレ魔王の宇宙船。2枚目は空を飛ぶパンスト団。3枚目は新宿の街で洗脳されたハイグレ人間たち。ノートを読み、薬のファイルを開き、ハイグレ人間たちの画像を眺めることがこの数ヶ月間の日課だった。毎晩続けることで、消えゆく記憶と使命感をなんとか繋ぎ止めていた。このルーティーンも今日で最後だと思うと不思議と名残惜しく感じてくる。少し当時の記憶が戻ってくるような感覚さえあった。
 4枚目、5枚目、6枚目……ディスプレイに映し出される数多くのハイグレ人間たち。画像は新宿ゾーンを越えて、研究所の監視カメラで撮影された映像を切り取った画像たちになった。ボヤけていた記憶は画像が進むごとに鮮明になってく。
 まつざか先生がリリ子の誘導尋問によってスパイであることを暴露してハイレグ水着姿になった。非常に辛い画像だ。
 安全だと主張して民間人を巻き込んだだけでなく、スパイまで招き入れてしまった。全て自分の慢心と油断から来たものだ。勢いを止めることはできず、ハラマキレディースによって研究所を制圧されてしまったことで地球側は一気に窮地に立たされることになってしまう。アクション仮面とアクション戦士がハイグレ魔王に負けてしまっていたらと思うとゾッとする。
 研究所内に整列してハイグレポーズに勤しむハイグレ人間一同。この中にリリ子がいなくて本当に良かったと思う。これからもアクション仮面のパートナーとして正義のために戦う少女の心に一生の傷を負わせてしまうところだった。



 画像を洗脳直後に戻す。博士は変化していく自分の表情を観察していた。ある瞬間から急に顔つきが変わっている。洗脳が完了した瞬間なのだろう。やはり今日が最後だからなのだろうか……博士は無性に沸き起こる衝動に駆られて、自分のハイレグ姿の画像を食い入るように見つめていた。

 リリ子たちを守るために、シェルターの通路に立ちはだかり洗脳された直後。扉を背にしてハイグレポーズを繰り返す顔は苦悶に歪んでいる。ハイグレポーズを繰り返す画像の中の自分。抵抗はしているが、どことなく迷いの色が感じられた。重い扉がゆっくりと閉められると、その偏りは更に大きくなった。敗北を認めたのかプツリと糸が切れたように顔が蕩けた。心が折れると一気に洗脳が進む。そして、光線の雨が止みハラマキレディースから整列の命令が出た。北春日部博士は一切抵抗することなく侵略者の命令に従って扉の前から退いた。





 カチリカチリと画像を繰っていく。思い出した部分を切っ掛けにして、残りの記憶を丁寧に掘り起こしていった。何度も洗濯されて、ほとんど目立たなくなったシャツのシミを探すことはひどく難しいが、1度見つけてしまえば、コーヒーなのかケチャップなのかカレーなのか……いつ誰とどこで一緒だったのかまで、鮮明に蘇ってくるものだ。しかし、この記憶もいつまでも残っている保証はない。最後の日という名残惜しさから偶然戻っただけだろう。明日になったらさっぱり消えてしまっている可能性だってある。完全に消えてしまえば2度と思い出すことは出来ないだろう。でも、その方がいい。シャツは白い方が美しいし、もうハイグレ魔王が攻めてくることも、自分がハイグレ人間になることもないのだから。




 これで全て最後と決めて、北春日部博士は衝動に任せて画像を眺めることにした。走馬灯のように当時の記憶を巡らせていく。




 リリ子へアクション戦士を守るように指示を出し、彼女の健闘が実りしんのすけはシェルターに逃げることが出来た。2人の後を追って研究所内を走っていた博士は、咄嗟にあるアイデアを思い付いた。自らもシェルター内に逃げ込めば、ハラマキレディースは血眼になって扉をこじ開けようとするだろう。しかし、この場の最高責任者である自分が堂々とハイグレ人間となれば、僅かでもリリ子に時間を与えることが出来るのではないか。自分自身は洗脳に抗えず数分後には敵に加担してしまうだろう。命令をされれば喜んで通路から退くし、自ら進んでリリ子を扉の内側から引き摺り出そうとするかもしれない。その間にしんのすけが脱出していることに賭けようと思う。

 本当にこの策が正解だったのかはわからないが、結果的にリリ子としんのすけは使命を果たしてくれた。

 北春日部博士はアクション戦士を守るためにハイグレ人間になった。『百聞は一見にしかず』という言葉がこれほど身に染みたことはない。今回は『百見は一感にしかず』といったところか。人々がハイグレ人間へと洗脳されていく姿は、今日までに幾度となく見てきたが、身をもって知ることになるとは思っても見なかった。ハイグレ光線を浴びた瞬間から体の自由を掌握された。白衣どころか下着まで奪われ、シャツやズボンに守られていた腕や太ももは剥き出しになる。靴も脱がされて裸足になった。代わりに与えられたハイレグ水着が体をキュッと締め付ける。体が作り変えられていく感覚に耐えきれず腹の底から声が溢れた。

 身の回りを覆っていた閃光が収まると、白衣とは似ても似つかない紫色のハイレグ水着に覆われたお腹が視界に入ってきた。調査研究を行なっていたとはいえ、一連の無駄のない体の変化には驚きを通り越して感心すらしてしまう。予備知識を持たない人ならこの時点で大パニックに陥るだろう。しかし、暴れることは出来ない。思考は機能していても、体は完全に光線によって侵略者の支配下に置かれてしまっているからだ。ハイレグ水着など観察する時間など与えて貰えるはずもない。北春日部博士の両膝は柔らかく沈みガニ股となり、両手はゆっくりと股間へと吸い寄せられた。ぴっちりと貼り付くハイレグ水着は、肥満気味な博士の体型専用に生成されていた。ハイグレ人間北春日部にハイグレ魔王から与えられた世界にひとつだけのハイレグ水着だ。腕をピンと伸ばして腰を屈める。紫色の生地がお腹のでっぱりで膨らんでいる。お腹の更に下では、久しく活躍していない男のシンボルまでも生地にすっぽりと包み込まれているのが確認できた。みんな女性用の水着を着せられていると思っていたが、そんな単純なものではなかった。これは男性用のハイレグ水着だ。

「……ハイグレェ」

 水着のクオリティに圧倒されてしまい、思わず人生初のハイグレポーズを決めてしまった。もちろん体の自由は奪われていて抵抗が出来るわけではない。最初のハイグレポーズをしてしまうと、堰を切ったように頭の中へとハイグレ人間としての価値観が流れ込んでくる。ハイグレ魔王がどれほど偉大か。ハイグレ人間がなぜシモベとなって従わなければならないか。ハイグレ姿でいることの素晴らしさ。ハイグレ星人に刃向かうことの愚かさ。濁流のように入り込んできた思想は頭の中を満たし、あっという間に北春日部博士の脳みそを浸した。

「ハイグレェ……ハイグレェ……ハイグレェ!」

 1回、また1回とハイグレポーズを行うたびに、少しずつ洗脳が進んでいくのがわかる。ハイグレポーズはもちろん、ハイグレ姿への抵抗もじわじわと消えてきている。「ハイグレ」と叫ぶ声にも力が込められていく。

「ハイグレェ、ハイグレェ、ハイグレェ、ハイグレェ!」

 しかし、これも博士の想定内だ。自分の選んだ役目はリリ子の時間を稼ぐこと。それ以上でも以下でもない。いくら体の自由が奪われようと、どれだけ思想を書き換えられようと、彼女だけは守りきる。彼女ならしんのすけと共に地球を救ってくれるはずだ。老いぼれが守れなかった地球の命運を若い2人に託す。

「ハイグレェ、ハイグレェ、ハイグレェ、ハイグレェ!」

 これが何度目のハイグレになっただろう。ハイグレ水着は胸元や下腹部あたりがジワリと汗で濡れてきた。久々の激しい運動のせいか体も火照り始める。北春日部博士は洗脳によって押し寄せるハイグレをしたくなる衝動に必死に耐えていた。ハイグレ魔王に屈しないと考える段階はとっくに通り過ぎ、この場に1分1秒でも長く立ち続けることだけに神経を集中させていた。

「ハイグレェ、ハイグレェ、ハイグレェ、ハイグレェ〜!」

 そして、待ち望んだ音が後ろから響いた。シェルターの音が閉められる重くて冷たい音は、ハイグレ人間に染まりかけている北春日部博士の耳にも届いた。それは振り返ることが許されなくても、2人が逃げ延びたことを証明するものだった。張り詰めていた心に安堵感が広がっていく。自分の役目は果たした。胸のつかえが取れたような気分だった。

 これでもう心置き無くハイグレが出来る。

「ハイグレェ! ハイグレェ! ハイグレェ! ハイグレェ!」

 達成感からやってくる諦めの心。心の中にある最後の砦の壁に生まれた僅かなヒビであっても見逃してはもらえない。わずかな瞬間でも負けを認めたら、どんなに強靭な精神力を持っていても洗脳は急速に進んでいく。
 数十秒前まで守っていた優先順位があっさりと崩壊した。ハイグレによって与えられる刺激に全神経を注ぐ。ハイグレ光線を浴びることで刺激を享受出来ることを、支配者であるハイグレ魔王へと感謝する。北春日部博士は身も心もハイグレに屈服していた。自分専用のハイグレ水着、一切の無駄のないハイグレポーズ……それによって全身を駆け抜ける程よい快感。ハイグレ星人の忠実なシモベとして、与えられていく知識を拒むことなく受け入れていく。地球を守るなんて身の程知らずな考えを持っていたことや、支配者であるハイグレ魔王の妨害をしてしまった愚かさを恥じる。これからはハイグレ魔王のシモベとして恥じることのないハイグレ人間に生まれ変わることを誓った。

「ハイグレェ! ハイグレェ! ハイグレェ! ハイグレェ!」

 いつの間にか光線の雨は既に止んでいた。それはつまり研究所内に未転向者がいなくなったことを意味する。所長である北春日部博士のハイグレ人間への転向をもって秘密研究所は陥落した。
 研究所内のハイグレ人間たちは1人残らず洗脳が完了し、みんな自分自身のハイグレ人間への転向とハイグレ星人の勝利に酔いしれていた。北春日部博士も遥か遠くに立つハラマキレディースを見つめて、感謝と絶対服従を誓うハイグレポーズを捧げていた。

 無数のハイグレ人間たちのハイグレコールがぶつかり合っていた研究所が、ハラマキレディースの号令が飛ぶと瞬く間に静まり返った。
 返事の代わりとなる2回のハイグレポーズを行なったハイグレ人間たちは、キビキビとハラマキレディースのもとへと集合した。しんのすけの友達の子どもたちはもちろん、担任のよしなが先生、父親のひろしまでもがハイグレポーズを終えて、一目散に集合場所へと向かっていた。解除の位置に入ったバリアのレバーと、穏やかに平時状態を示すレーダーの隣にハイグレ人間たちは集められていく。
 北春日部博士も研究所内のハイグレ人間の1人としてハラマキレディースの命令に従った。ハイグレ人間はハイグレ星人に絶対服従。北春日部博士の心からハラマキレディースへの抵抗や反抗する因子は洗脳によって完全に取り除かれていた。
 ハイグレ姿にされ、従順に調教された男は、最下層のシモベとして身分相応の行動を取るのみ。

「ハイグレッハイグレッ! かしこまりましたハラマキレディース様!」

 年老いたハイグレ人間は、扉なんて振り返ることもせずシェルターの前を離れた。












 集められたハイグレ人間たちは、厳しい身体チェックを受けることになった。まず女性と子どものハイグレ人間がハラマキレディース直々の検査を受ける。ハラマキレディースの前へと立ち、ハイグレポーズを行なったあと、ハイグレ人間へと転向したことを宣言する。その後、顔や足から水着の内側まで徹底的に調べ上げられる。アクション・ストーンの所持と服従心を確認していくことに疑問を抱くハイグレ人間たちはいなかった。人間らしい扱いなんて受けられるはずもない。彼らはハイグレ人間であり、ハイグレ人間らしい扱いを受けているだけだ。ハイグレ人間がハイグレ人間らしく扱われることに感謝こそすれ、憤ることなどしない。
 北春日部博士も紫色のハイグレ姿でじっと順番を待った。愚かにもシェルターの中に逃がしてしまったことも謝罪するつもりだ。
 チェックが終わったハイグレ人間は少し離れた場所に整列して待機している。既に園長先生とまつざか先生、マサオくんにボーちゃんが立っていた。そこへネネちゃんと風間くんも加わることを許可された。残されたよしなが先生は、ハラマキレディースの代わりにひろしと北春日部博士の身体チェックをすることを命じられていた。
 先に指名されたのは北春日部博士ではなくひろしだった。ポツンと1人になっても博士は真剣な表情で名前を呼んで貰える時をじっと待っていた。よしなが先生は嫌な顔ひとつせずにひろしの体に手を這わせてアクション・ストーンを探っていく。検査の最中にひろしはハラマキレディースへ本当のアクション・ストーンの場所を告げた。しかし、既に情報を得ていたハラマキレディースのリーダーによって一喝されてしまった。その様子を見ていた北春日部博士は罪を重ねないよう、質問をされない限りは余計なことは喋らないと決めた。
 水着をずらされ尻の穴まで確認され、ようやくひろしは列に合流することを許された。遂に博士の順番になる。「次」と指名され、ゆっくりと歩み出た。

「ハイグレ、ハイグレ。わしはハイグレ人間に転向完了しました」

 ハラマキレディースの3人へ最大級の敬意を込めたハイグレを捧げる。

「知ってるわ。洗脳もバッチリのようね」

 北春日部博士は満足そうに自分を眺めるリーダーの言葉に少し引っかかった。確かにハイグレ人間に転向する前は自分も洗脳という言葉を多用していたが、ハイグレ光線を浴びてみて、そんなものは存在しなかったという結論に至った。導入こそ半強制的だったが、最終的には自らの意思でハイグレ人間として生きていく決断をしたのだ。ハイグレの素晴らしさを知り、己の意思でハイグレ星人へと絶対の服従を誓った。他のみんなも同じだと思うが、少なくとも自分自身は洗脳などされていない。純粋にハイグレ魔王の圧倒的な偉大さを知ってひれ伏したのだ。ハイグレ魔王のシモベとなることを望んで永遠の忠誠を誓ったのだ。

「偉大なるハイグレ魔王様に楯突いたわしをハイグレ人間にして頂けて、ハラマキレディー様には感謝の気持ちでいっぱいです。この通り身も心もハイグレ魔王様のシモベとして捧げることを誓わせて頂きました。なんなりとご命令ください。ハイグレ、ハイグレ」

 決してこの気持ちと言葉が洗脳によるものではないと、ハラマキレディースに伝えようとする北春日部博士。誠意を込めたハイグレを捧げる。

「よし、調べなさい」
 しかし博士の想いは伝わらなかった。
「ハイグレッハイグレ!」
 無常にもよしなが先生の手が伸びる。心の隅々までハイグレに染まり、全てをハイグレ星人に捧げる決意をしても洗脳と言われてしまう。博士は自分の犯した罪の重さを改めて思い知った。

「ハラマキレディー様、わしがスペアのアクション・ストーンを隠し持ってなど……」
「散々私たちの邪魔をしたアンタを簡単に信じろっていうの?」

 リーダーの放った鋭い言葉に博士は心臓を射抜かれたような衝撃を受けた。心を入れ替えた程度で罪が消えるわけがない。ハイグレ人間にしてもらっても愚かさは変わっていなかったことを情けなく思った。誇り高きハイグレ人間になるために全ての罰を受け入れよう。ハイグレ人間に拒否する権利など存在しないのだ。

「申し訳ありません……全ては身から出たサビでございます。ハイグレ魔王様に捧げたこの体、どうぞご自由にお調べください」

 よしなが先生の指は細長くてヒンヤリとしていた。ひろしとは年齢も体型も違うからか、博士のチェックには少し苦戦しているようだった。時間をかけてようやく上半身が終了した。間髪入れず下半身の検査に入る。長く冷たい指が水着の布越しに股間の膨らみを押した。

「ううお……」

 思わず声が漏れた。なだらかな丘陵をスリスリとさすられた後、強めにぐにゅっと掴まれた。

「ちょっと、見苦しいから後ろ向いて貰える?」
「申し訳ありません……」

 ハラマキレディースの気分を害してしまった。どこまでも罪深いハイグレ人間だと自戒しながら北春日部博士は大人しく背中を向けた。よしなが先生も追従する。やはり正面もお尻も隅々まで入念にくまなくチェックされた。

「ハイグレ、ハイグレ。アクション・ストーンは所持していないようです」
「ご苦労様。2人とも並びなさい」
「「ハイグレッハイグレッ」」

 労いの言葉はよしなが先生にだけに向けられたもかもしれない。そうだったとしても博士は自分の犯した罪が少し軽くなったような気がした。彼もよしなが先生と共に感激の表情でハラマキレディースへとハイグレを返した。それから2人はハイグレ人間たちが待機する列へと合流した。

 研究所内は運営業務にあたるハイグレ人間と、ハラマキレディースへひたすらハイグレを捧げるハイグレ人間とに別れていた。北春日部博士は運営担当になっても不思議ではなかったが、ハイグレを捧げる役割を与えられた。見せしめの意味合いもあっただろうが、博士はハイグレ人間として、与えられた命令を全身全霊でこなしていた。ハラマキレディースの3人は作戦会議に夢中で全くハイグレ人間など見てはいなかったが、そんなことはハイグレ人間には全く関係のないことだった。ハイグレ人間の全ての権限はハイグレ星人にあるのだから。

「「「「ハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッ」」」」

 北春日部博士が集団の一員として渾身のハイグレを続けていると、ハラマキレディースの大声が耳に入ってきた。リリ子の計らいによってしんのすけが脱出したのだ。ハラマキレディースはハイグレ人間たちを置いてしんのすけを捕まえに研究所を後にした。博士の心にズシンと重く冷たい塊が突き刺さる。あの時、盾になんてならずリリ子と一緒にシェルターの中に入っていれば……。スーパー3輪車に乗せる前に全員ハイグレ人間にしてもらえたかもしれない。あのとき判断を誤らなければ……。
 ハイグレ魔王はしんのすけとアクション仮面に敗れ、研究所内のハイグレ人間たちはもちろん、日本中のハイグレ人間はハイグレを脱がされることになった。あのとき違った判断をしていたら、今ごろ地球人はハイグレ星人に支配され、ハイグレ人間はシモベとして使役され充実した生活を送ることが出来ていたかもしれない。あのとき判断を誤らなければ……。






――カチリ。
 北春日部博士はディスプレイに表示していた写真を閉じた。しかし画像を含むデータは一切消さずにコンピュータの電源を落とした。

「……あのとき判断を誤らなければ」
 誰もいない部屋で博士は小さく呟いた。

「わしらはハイグレ人間としてハイグレ魔王様のものに……」

 北春日部博士はゆっくりと腰を落としてガニ股になる。

 ガニ股のままひとつ大きく深呼吸をする。心臓の音が部屋の外まで聞こえているかと思うほど高鳴っていた。

「いや……そんな……まさか……」

 白衣もシャツも残っているし、ズボンもパンツも履いている。靴も靴下も残っている。

「記憶だけハイグレ人間に戻った?」

 落ち着こうと深呼吸をしようとする。しかし、もっと心を落ち着かせることができる方法を知っていた。

「ハイ……グレ……ハイ、グレ……ハイグレ……ハイグレ」

 それはハイグレポーズをすることだ。ブランクがあっても体が覚えていた。もっとスピードを上げていく。

「ハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッ」

 ハイグレ人間にとってはごく当たり前のことだ。

「わしは……わしはハイグレ人間に戻れたのか……!?」

 博士は喜びと感動で胸がいっぱいになった。

「わしのように記憶を取り戻す人が増えれば!」

 ハイグレ人間に戻れた原因を探って解明することが出来れば、地球征服計画の再始動も可能なのではないか。博士の目が輝いた。

「再び地球をハイグレ魔王様の手に……! ああ……ハイグレ魔王様は地球を諦められたんじゃった……」

 北春日部博士は唇を噛んだ。自分の犯した罪がここまで付きまとう事になるとは。それに記憶だけ戻ってもハイグレ水着すら着ていないのだから、ハイグレ人間とは認めがたい状態だ。力なく椅子に座り、項垂れる。これでは生殺し状態だ。これから一体何を希望に生きていけばいいのか。
 ドンッ!と机に両手を叩き付ける。衝撃でノートが床に落ちてしまった。深いため息をついたあと、立ち上がり拾おうとする博士は、偶然開かれていたページを見てハッとした。

『どんなことが起きても絶対に同じ過ちを繰り返すことは阻止せねばならない』

 ノートを拾い上げると、丁寧に誇りを払い、引き出しの中へと閉まった
 再びコンピュータを起動させるとテキストエディタを起動して、自身の身に起きたことを鮮明に記録していく。何が原因と思われるかなど思い付いたことは余さず入力していった。
 これから同じ症状になる人が出てくる可能性がある。社会問題になるかもしれない。ハイグレ水着もなければハイグレ魔王もいない世界に生きるハイグレ人間ほど辛いものはない。なんの罪もない人たちにそんな辛い苦しみを味あわせるわけにはいかない。そんな業を背負うのは世界で北春日部1人だけでいい。

 テキストの入力を終えると治療薬のファイルを開いた。両手でパシッと頬を叩くと、作業を開始した。
 地球のハイグレ人間たちを救えるのも世界で北春日部1人だけだ。


つづく

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No title

投稿お疲れ様です!
15話ラストで見せた博士の奇行の理由が明らかに…
ハイグレ魔王の地球撤退後の洗脳と記憶が薄れていく描写が恐怖感と没入感を感じさせる!
そして自ら書き込んだ言葉が真逆の結果を生むという流れ…好きぃ…

Re

>ボイロの人さん
コメントありがとうございます
博士は地球の味方なのか的なのか…
ハイグレの記憶が消えたりフラッシュバックしたりとハイグレ洗脳に弄ばれる人類…
あの誓いのメモを見た北春日部博士の活躍にご期待ください(謎

素晴らしい

最新話ありがとうございます!
コロナの影響で外出できない中、改めてじっくりクレしんのハイグレ原作をじっくりテレビで見てました。じっくり見てからのぬ。さんのSSを見ると、こりゃまた格別。良かった。。抜ける作品とはまさにぬ。さんの作品のことをいうんだ。
次も楽しみに仕事がんばります

No title

こんばんハイグレー!(`・ω ・´)ノ 感想ツイッターであらかた言っちゃう癖がついちゃってブログに書きに行くことなくなっちゃってるやんけ!な0106でございますー!

深淵を覗くものは深淵に覗かれてまっせ的な格言のアレのごとく、対ハイグレ研究の第一人者こそが危惧すべき汚染された情報に最も触れているという危険性、なおかつ刺激的な文字・映像の洪水を一身に受けつつもそれは悪いものだ、という自己への言い聞かせがカリギュラ効果的なアレをも発生させながら襲いかかる! っていう状況下なら北春日部博士もああなっちゃうのも納得の行く展開でしたね…惜しむらくは女性だったらもっと映えましたね…(おそらく8190万回は言われてるであろう感想)

16話で気になる展開に解答が得られる!と思ってたら嬉しすぎる引き伸ばしに遭っちゃったので17話も全裸待機安定すぎるでえ…(`・ω ・´)ノシ はよ続きが読みたいところでではではー!!

No title

執筆お疲れ様です。
うーむ、中々に業の深い展開ですなぁ。
結果的に博士が作っていた治療薬は人間ではなく、ハイグレ人間のための研究にすり替わっていたわけですか。
人々をハイグレ洗脳の記憶から守るはずだった特効薬が、フラッシュバックを機に未洗脳社会へ不適合を起こしたハイグレ人間を守るための対処薬となっていた。
良かれと思って行った事が尽く裏目になる、前話の余韻を裏切らない巧い物語構成ですね。

そして巧いといえばもう一つ、洗脳直線の博士の思考です。
シェルターへの扉をこじ開けさせないように、敢えて自分がハイグレ人間になる事によって僅かな時間稼ぎを行ったとは、深い読みですね。
私は原作での言葉通り「ここから先へ行かせん」ための肉壁くらいに思ってましたが、確かにその発想もあったのかも。
地球防衛を担うアクション仮面を支える研究者ですから、その手に関する頭の回転も速く手慣れている事でしょう。
一コマ一コマへの掘り下げが深いですね~、改めて感服致しました!

Re:

>0106さん
コメントありがとうございます
Twitterでの絶賛実況あじゃす

実は北春日部博士の過去編は1話で纏める予定じゃったんじゃよ…それが2〜3万字になる勢いで2話に分けたんじゃよ…
我ながら老人の話でこんなにMacBook Airちゃんのキーボードを叩くとは思わんかったよ…でも楽しいから仕方ないよね!(黙

最前線で戦う人がリスクを負うのは仕方ないにせよ、まさか自分が初のフラッシュバック症例者になろうとは思わなかったでしょうね…
ほんとこんな責任感のある女博士欲しいですね…銀髪の知的美女とか最高ですな…

どんどん話数が増えていくことに恐怖を覚えながらも、最高のものを作るためならガンガン引き伸ばして膨らませていく所存です
次回もぜひぜひよろしくお願いします!

Re: 素晴らしい

>ひでさん
コメントありがとうございます
自粛期間を有意義に使われていたようでなによりです
なかなかにハードルが高い状態での投稿になったようで…無事にそのハードルを越えられてよかったです(汗
このご時世に自分以外の人の楽しみを作り出せているというのはとても幸せなことですね
ぬ。もひでさんたちのコメントを励みにして仕事もSSも頑張ろうと思います!
また次回もよろしくおねがいします

Re

>牙蓮さん
コメントありがとうございます
治療薬を開発する北春日部博士はフラッシュバックを起こしていた
そんな男を動かしたものは、守り切れずハイグレ人間になってしまった地球人たちをフラッシュバックで苦しませないため
博士として地球人として、ハイグレ人間としての業を背負った男を描けるように頑張りました…

博士がなぜ一緒に逃げなかったのか
シェルターの中に逃げ込む時間は十分あったと思います
メタ的な考察をするとあっさり結論は出てしまいそうだけど、ここはハイグレにとっては重要な余白のひとつだと考えています
今回は博士にとってかな〜り都合の良い解釈でしたけど……研究所のトップを洗脳したことでハラマキレディース側にも気の緩みが生じていたなら、北春日部博士はなかなかの策士ですね
その献身的な姿勢がシモベたちの逆襲の北春日部博士像に繋がっていったり…(何

16話執筆中なチャットなどでもサポート感謝です
結局牙蓮さんの小説は途中で息抜きに読んでしまいました笑
感想などは後日お伝えできればと思ってます

そして17話もよろしくお願いします!

No title

まさかの一番最初に記憶が戻っていたなんて驚きが隠せない
洗脳ではなく自分の意志でなんて言っているあたり
ワンチャンハイグレよりの考えが先行してしまって
この後も非常に気になって仕方がない

Re

>hgnさん
コメントありがとうございます
世界の希望となっている薬の開発の陰には博士の苦悩があった…
博士は人類の希望なのかハイグレ魔王のシモベなのか
17話もご期待ください!
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